🧀 チーズとワイン？その定番に、ちょっと待った。
実は「チーズ × お茶」が、驚くほど合うってご存知でしたか？

いまやチーズは、日本の食卓にもすっかり馴染み、
パンやワイン、デザートとともに楽しまれています。

でも、その隣に「黒茶(後発酵茶)」があってもいいかもしれません。

一見意外なこの組み合わせ、実は何百年も前から
中国西部の草原で遊牧民族の暮らしに根ざしていた知恵なのです。

乳製品中心の食事を支えていたのは、
身体を温め、消化を助ける発酵茶──黒茶を飲みます。

今回の体験会では、
この数世紀にわたって受け継がれてきた乳と茶の発酵の組み合わせを、
現代の私たちの舌の上で再現し、過去から学びながら、新たな味覚体験を創造していきます。

今回の体験でできること

質の高い4種の黒茶と6種のチーズ・スイーツをゆっくり味わう
自分の味覚や嗅覚を観察し、記録し、深める
黒茶と乳製品、東西の発酵文化にふれる
お茶とチーズが調和する「身体にやさしい」組み合わせを体感

開催情報

📍場所：空吹きチャーリー亭
〒222-0003 神奈川県横浜市港北区大曽根１丁目２３−２
東急東横線大倉山駅から徒歩7分
🗓️日時：2025年8月30日（土）
- 1席目 13:00-14:30
- 2席目 15:00-16:30
👥定員：8名（予約制）
💰参加費：6,600円（4種類のお茶・6種類のチーズ・オリジナル資料や記録カードつき）
🗣️言語：中国語から日本語に通訳
※こちらのテーマについて、次回開催未定。気になりましたらお早めにどうぞ

黒茶とチーズ：旅する発酵食品

黒茶とチーズ。実はどちらも「発酵」と「熟成」によって旨味と個性を育てていく、時間の食べ物。

まったく異なる土地の生まれながら、どちらも「発酵文化の旅人」なのです。

黒茶は、かつて「茶磚（ちゃせん）」という圧縮された形でチベットやモンゴルへ運ばれ、
遊牧の暮らしのなかでチーズや酥油（バター）とともに親しまれてきました。
そのルートは、のちに中央アジアとつながり、
香辛料や絹とともに東西を結ぶ大動脈──シルクロードへと接続されていきます。

一方のチーズもまた、発酵という技術によって命を守り、旅を支える保存食として
ユーラシア大陸を横断してきたもう一つの「旅する発酵食品」でした。

黒茶とチーズ。
ふたつの発酵が、かつての旅路で交錯し、
いま、現代のテーブルの上で、あらためて出会い直すのです。

チーズの味が、黒茶と出会うことでガラッと変化する。
この意外性と調和の連続を、ぜひ舌で体感してみてください。

今回の体験会では、この歴史ある組み合わせを
現代の私たちの舌の上で再現し、超えてゆきます

例えば…
・白いハードチーズ × 六堡茶
→ まろやかでクリーミー、まるで濃厚なミルクティー！

・スモークチーズ × プーアル熟茶
→ 香ばしさとコクが引き立つ、クセになる味わい！

当日の流れ

1｜オープニング・文化トーク
台湾の大学で「歩く百科事典」と呼ばれる欧文先生による、黒茶とチーズの歴史・遊牧民族の物語・茶馬古道の解説。

2｜黒茶テイスティング

4種の黒茶を評価形式で味わい、香り・色・余韻を観察。五感で楽しみます。

3｜チーズペアリング体験

チーズを食べた後、黒茶を再度飲んでみる。それぞれのペアリングで、黒茶の風味の変化を感じて記録。自分の「好み」や「相性」も発見。

4｜シェア＆余韻のティータイム

お気に入りのペアリングを楽しみながら交流。小さな発見や感動を、静かに共有するひととき。

お茶とチーズのラインナップ

お茶

古樹プーアル熟茶（中国・雲南）：木の香り、生命力を感じる強いお茶
六堡茶（中国・広西）：まろやかで甘く、余韻が深い
17年ものの老熟茶（中国・雲南）：時の深みがしみ込んだ円熟の味わい
碁石茶（日本・高知）：日本にある独特の製法、植物性乳酸菌を利用した希少な発酵茶

チーズ

チーズは、カマンベール、レッドチェーダー、クリーミーブルー(青カビ)、バスク風チーズケーキなど、6種の異なる風味をご用意予定
（手に入れられる食材により、当日変更の可能性があります）

こんな方におすすめです

ふだん飲んでいるお茶の世界を、少し深く知ってみたい方
食や文化を通して、感性を磨きたい方
静かにリラックスしながら学びたい方
おしゃれな体験を友人と楽しみたい方
お茶に興味があるけれど、もっと自由に楽しみたい方
食文化や歴史を味わいとして体感したい方
中国語を勉強していて、練習や活用の場を探している方

主催者・講師紹介

🧑‍🏫 講師：鈺兒(ギョク)先生

世新大学(台湾) 中国文学博士
育達科技大学(台湾)茶陶文創研究で修士号
茶思維芸術文化事業有限会社代表

🧑‍🏫 講師：欧文(オーブン)先生

「お茶の歴史を面白く伝え、一生の教養をつけてもらえる講座を目指す」

世新大学(台湾) 中国文学博士
育達科技大学(台湾) 茶陶文創研究修士
茶思維芸術文化事業有限会社 COO
中国国家高級評茶員

🧑‍🏫 主催・茶思惟日本学院運営：ルイルイ

（ファシリテーター・通訳)

中日交流イベントプロデューサー
茶席デザイナー
中国国家高級茶芸師
文化発信インフルエンサー

体験のイメージ

過去のイベントの参加者さんの声

「一回だけで先生から得た情報量が多い」
「お茶の世界ってこんなに深くて面白いですね！」
「思ったよりアットホームな雰囲気で面白いです」
「他の参加者からの姿をみて、お茶は細く長く続けたいと思います。」
「特に受講生さんの茶芸の姿をみて私もそのような振る舞いになりたいです」

注意事項

キャンセル料について
開催の2週間前：参加費の30%
　開催の10日前：参加費の50%
　開催の1週間前：参加費の100%
あるいは代理の方の参加をお願い申し上げます。
※イベントで撮影した写真はSNS等へ掲載する事がございます。予めご了承下さいませ。
※食材や茶葉の仕入れの状況により、掲載したお茶や茶菓子が変更になる可能性がございます。予めご了承くださいませ。

🧀 チーズとワイン？その定番に、ちょっと待った。実は「チーズ × お茶」が、驚くほど合うってご存知でしたか？